自社ローンの審査に通りやすい職業の条件について解説!
誰でも自社ローンの審査に通るわけではありません。自社ローンの審査で確認されることは、数年間にわたってローンを返済し続ける能力があるかどうかです。安定性が抜群の職業は自社ローンの審査に通りやすく、安定性が低い職業は自社ローンの審査に通りにくくなっています。それぞれについて見ていきましょう。
自社ローンの審査に通りやすい職業の条件
安定性が抜群の公務員が一番有利になります。
自社ローンの審査に通りやすい職業の順番
公務員、上場企業会社員、中小企業会社員、派遣社員、パートタイマーやアルバイト、経営者の順番となっています。
自社ローンの審査に通りやすい職業の条件
安定性があるかどうかが重要なポイントです。具体的には、解雇されない、会社が倒産しない、給与が下がらない、給与の支払いが遅れないなどが条件となっています。
公務員は安定度が抜群
公務員は、依願退職しない限り解雇されることはありません。また、懲戒処分を受けない限り、給与が大きく下がることもありません。給与が支給される日も決まっているのでローンの返済が可能です。ローンの回収の目処がたつ職業として安定度が抜群といえるでしょう。
上場企業も数年は安泰している
公務員ほどではありませんが、上場企業に勤めている人も数年は安泰しています。いきなり倒産することは考えにくく、給与も年齢が上がるにつれて増えていくでしょう。収入に対し返済額が適正であれば問題ありません。
収入が低くても自社ローンの審査に通りやすい職業
公務員や上場企業ほど高くて安定した給与がもらえていなくても、自社ローンの審査に通りやすい職業があります。たとえば介護士です。需要がなくなることが考えにくい職業は、解雇されにくく会社が倒産しにくいので、ローン審査では有利になります。景気の影響を受けにくいのも有利に働く理由の1つです。
勤務年数も重要なポイント
転職回数と勤務年数もローン審査で確認されます。短期間で転職を繰り返している人は、ローンの返済中も転職する可能性があるため、途中で返済が滞ってしまうことがあると思われてしまうかもしれません。転職期間が長ければ長いほど無給の期間が長くなるので、そのリスクはあります。
対策として、少なくともローンを完済するまでは、収入面で不安がないようにしておくことがローン審査に通過するポイントです。勤務年数が数か月単位で変わっている人は難しいかもしれません。
自社ローンの審査に通りづらい職業もある?
安定性が低い職業は、社会的ステータスが高くても不利になります。
安定性が低い職業は自社ローンの審査に通りづらい
派遣社員、パートタイマー、アルバイト、経営者は、安定性が低いので厳しいといわれています。とくに、経営者は長期的な安定を測りにくく、会社が倒産してしまうリスクを常に抱えているため厳しいでしょう。
自社ローンの審査を通過するためには?
購入を予定している車が、自分の収入で返済可能なのかシミュレーションしておきましょう。
無理のない金額の中古車を選ぶ
ローンは数年間かけて返済していくものです。毎月の生活費に加えてローンを支払うことになるので、無理のない金額の中古車を選ぶようにしましょう。月々の返済に追われて生活を切り詰めないといけないようでは、生活に何かが起きた場合に対応できません。ローンの支払いが滞ってしまうことがないようにしましょう。また、車を運転するために必要なガソリン代や駐車場代などの出費も計算しておきます。
頭金をできるだけ多く用意する
頭金が不要のローンもありますが、できるだけ頭金は用意するようにしましょう。返済能力と返済する意思があることを中古車販売店に示せます。たとえ頭金が不要でも、ローンを組むときは、必ず安定した収入が入る見込みである場合を除いて、ある程度まとまったお金は用意しておきましょう。
保証人を用意する
保証人不要の自社ローンもありますが、可能であれば保証人を用意しましょう。保証人が申し込み者より収入が多くて安定した職業に就いていると、審査に通過しやすくなります。また、安定した職業に就いていなくても審査を通過している場合があるので、詳細は中古車販売店に相談してみましょう。
虚偽の情報を申告しない
今後数年間にわたって支払い能力があるかどうかを判断するのが、自社ローンの審査です。虚偽の情報を申告した場合は、自社ローンの審査に通過できなくなることがあります。収入や職業で困っている人は、正直に打ち明けてみましょう。
また、派遣社員、パートタイマー、アルバイト、経営者であっても、中古車販売店の条件を満たしていれば、問題なくローン審査を通過できる可能性があります。たとえば、経営者であっても年商数千万円以上の場合、職業だけで判断されることはないでしょう。
まとめ
安定性が抜群の職業に就いている人や、景気の影響を受けることなく需要が見込まれる職業に就いている人は、自社ローンの審査に通過しやすいことが分かりました。それとは反対に、安定性が低い職業に就いている人は、自社ローンの審査に通過することが難しいことが分かっています。しかし、職業だけではなく、勤務年数、保証人、預貯金、収入なども総合的に判断されるので、自分だけで悩まずに中古車販売店に相談してみてください。