避けるべき自社ローン中古車販売業者の特徴について解説!
自社ローンは、違法やグレーではありません。ただし金利が0円であることが条件となります。金利という呼称ではなく、手数料、リース料、レンタル料、保証料などの呼称で使用されているものでも、正当なものであれば問題ありません。まずは、信頼できる自社ローン販売店を見つけられるようにしましょう。
自社ローンは違法?
金利が0円であれば違法ではありません。以前から一般的に行われていたローンです。
自社ローンは違法ではない
自社ローンを違法またはグレーのようにとらえている人もいますが、自社ローンは違法ではありません。自社ローンとは、銀行や信販会社を通さずに販売店と顧客が直接契約します。銀行や信販会社を通さないので、ローン審査の通過が難しい人でもローンが組めるようになる確率が高くなります。そのほかにも、金利が0円という特徴があります。
自社ローンのメリット
まず、自己破産した人や任意整理をした人でもローンの審査に通りやすいメリットがあります。また、会社員や公務員などの職業に就いている人であればローン審査に通過しやすいですが、安定していない職業に就いている人は難しい場合があります。たとえば、アルバイトやパートで働いている非正規雇用の人、風俗店で働いている人、水商売の仕事をしている人などです。自社ローンは、自社で審査を行うので銀行や信販会社の審査よりも通りやすくなります。
次に、金利が0円というメリットがあります。事業者が金利を取るためには貸金業の認可が必要です。中古車販売店は貸金業ではないので、金利が0円です。つまり、購入した中古車の価格以上の費用を負担する必要がありません。
自社ローンに向いている人
マイカーローンの審査に通らなかった人、ローン審査に通りにくい職業に就いている人、消費者金融などに借り入れがある人、フリーターや主婦の人、自己破産した人、任意整理した人などです。
自社ローンを申請するときに必要な書類
身分証明書、免許証、印鑑証明、収入証明、申込書、保証人のサインとなっています。
避けるべき自社ローン中古車販売業者の特徴
契約前の打ち合わせや説明時に違和感を覚えたときは、契約内容をよく確認するようにします。
金利を取る自社ローンは違法またはグレー
自社ローンの会社の中には、金利が取られていたり、中古車の価格に金利を上乗せして顧客に請求したりしていることがまれにあります。こちらは違法またはグレーとなるので、おかしいと感じたら契約を締結しないようにしましょう。会社も顧客の足元を見て判断している部分があります。おかしいと感じられるように、ローンについての知識を蓄えておきましょう。
金利以外の呼称で気をつけたいもの
手数料、リース料、レンタル料、保証料などの呼称のものは、内容をよく確認するようにしましょう。たとえば、レンタル料の場合は、どの商品をいつまでレンタルすることになっているのかというように、疑問に思ったことをそのまま伝えるようにします。曖昧な表現で記載されているものは、内容におかしい部分がないか確認することが何より大事です。怪しいと思ったら、契約を締結しないようにしましょう。
引き上げ時の違法行為
支払いが滞納してしまったときに、トラブルが発生する恐れがあります。支払いが完済するまでは、中古車販売店に車の所有権があります。当然、車の引き上げの権利も中古車販売店にあります。しかし、車を引き揚げるときの対応に問題がある場合、違法またはグレーとなるので、そのようなトラブルが発生しないように気を付けましょう。
自社ローンを利用する際の注意点
少しでも怪しいと感じたら、契約の締結を急いではいけません。その日のうちに契約するよう急かされた場合も注意しましょう。
信頼できる自社ローン販売店を見つける
知人や友人で自社ローン販売店のサービスを利用していれば、評判やサービス内容を確認してみましょう。その話を聞いて、サービスを利用しても問題なさそうであれば、契約前に話だけ聞きにいくのがよいです。また、複数の自社ローン販売店に問い合わせてみることも有効です。1社だけではサービス内容やサービスの質を比較できないので、2社または3社で比較して検討してみましょう。
滞納した場合の対応は契約前に確認しておく
ローン完済前に滞納してしまった場合の対応を確認しておきます。滞納することをまずは避けなければいけませんが、何かしらの理由により滞納してしまう可能性があるかもしれません。その場合の対応を契約前に確認しておくことで安心できます。具体的には、支払いが滞納してから何日後に引き上げられるのか、遅延損害金は発生するのかなどを確認しておきましょう。
まとめ
自社ローンは、以前から一般的に行われていたものなので健全です。ローン審査の通過が難しい人もサービスを利用できるので、デメリットはそこまでありません。ただし、まれに金利を上乗せする会社や、金利という呼称を使用せずに価格に料金を上乗せして請求する会社があるので注意しましょう。そのようなトラブルを防止するために、複数の自社ローン販売店を比較して検討するようにします。また、契約の締結を急がないようにしましょう。