中古車を購入する際に注意するべきポイントについて解説!
中古車は、手軽な価格で購入できるのが魅力ですね。しかし、一台一台の状態が違うので、どう選べばいいか迷うこともあるでしょう。この記事では、中古車を購入するまでの流れや、中古車を選ぶときに注意するべきポイントをまとめました。ポイントを押さえて、安心して乗れる中古車を手に入れましょう。
中古車を購入するまでの大まかな流れ
中古車を購入しようと思ったら、まずは車を使う目的を考えて、購入したい車のイメージをはっきりさせましょう。通勤や買い物のためならコンパクトカーやセダン、軽自動車、家族で出かけるならミニバンなどが候補に上がりますね。さらに乗車定員は何人か、荷物をどの程度積むかまで考えると具体的な車種が絞れてきます。
次に、予算について考えましょう。購入後は駐車場代、保険代、ガソリン代といったコストがかかります。いくらまでなら無理なく支払えるのかを確認しておきましょう。
イメージと予算がはっきりしたら、中古車販売サイトを見て相場をチェックしましょう。中古車の価格は、需要が下がりはじめる4月~5月、決算期の3月と9月、あとはモデルチェンジ後に下がる傾向があります。購入タイミングが来たら、販売店に行ってみましょう。試乗できるか、自社ローンで購入できるかなど、事前に確認してから行くとスムーズです。
購入する中古車はどう選ぶ?
種類も価格もさまざまな中古車の中から、自分に合う一台をどのように選べばいいでしょうか。ここでは、サイトや販売店で中古車を選ぶときのチェックポイントを解説します。
年式を絞り走行距離をチェックする
中古車を選ぶとき、新しさと安さ、どちらをどれくらい重視しますか?新しさを重視するなら3年落ち、価格を重視するなら7年落ち、両方のバランスを取りたいなら5年落ちを目安に選んでみましょう。車検のタイミングで車を手放す人が多いので、3年落ち、5年落ち、7年落ちの車はお得なことが多いです。
走行距離が短い車は、良い状態のものが多いですが、あまりにも走行距離が短い場合は、放置されていてメンテナンスされていない可能性があります。1年1万㎞を目安に、走行距離が長すぎたり短すぎたりしないか確認しましょう。走行距離が10万㎞に近づくと、エンジン回りの部品交換が必要になったり、エアコンに不具合が出たりと、補修費用がかさむケースが増えてくるので注意しましょう。
動作不良がないかチェックする
中古車を買うなら、ぜひとも現車確認をしたいですね。できれば、試乗もしたいところです。まずはドアがスムーズに開け閉めできるか、エンジンのかかり具合に問題がないか確認しましょう。車の外からエンジン音に異常がないか、不自然な振動がないかをチェックすることも重要です。
ボンネットの中の状態や、タイヤのすり減り具合も確認しておきましょう。室内灯が点くか、エアコンをつけたときに異臭がしないか、カーナビ・ETCなどの付属品が動作するかなど、室内機器の確認も大切です。整備記録簿があれば見せてもらい、前の所有者がきちんと整備をしていたか確認しておきましょう。
納車前に異常が分かれば、修理してもらってから納車してもらえますが、納車後に異常が分かるとトラブルになることもあるので、できる限り事前に確認しましょう。ネットでの購入など現車確認ができない場合は、査定項目の内容をよく読み、心配な点は事前に質問し、納車時にしっかり確認しましょう。
修復歴や冠水歴がないか損傷をチェックする
走る上で支障のない傷や凹み、汚れも、どこにどの程度あるかしっかり確認しておきましょう。事故や災害で自動車の骨格などにダメージを受けたことがある車は「修復歴車」と呼ばれます。
販売店は、修復歴車であることを開示する義務があります。修復歴車でも走行に影響のないものはありますが、価格は大きく下がります。お得に感じるかもしれませんが、充分な知識がない方は修復歴車を避けるのが無難でしょう。
また、水に浸かったことがある車は「冠水歴車」と呼ばれます。冠水歴車はどこがダメージを受けたかがわかりにくく、後でどのような影響が出るか分かりません。購入後に気付いても返品が難しい場合もあるので、事前に販売店に確認するとともに、不自然にさび付いている箇所はないか、細かい粉状の汚れがついていないかなど、自分自身でよくチェックしましょう。
中古車を購入する際に注意するべきポイント
中古車を選ぶと同時に、予算内で購入できるか、購入後も安心して乗り続けられるかについても確認しましょう。ここでは、中古車を購入する際に注意するべきポイントを2つ挙げます。
諸費用はいくらかかるか
中古車を購入するときは、必ず見積もりをとりましょう。車を買うには、車両本体価格のほかに税金などの法定費用と販売店の手数料がかかります。
諸費用を含めて予算内に納まっていなければいけませんが、店頭やホームページでチェックするだけでは把握できない場合もあります。必ず見積もりを出してもらい、不必要な費用や想定外の費用がかかっていないかをチェックしましょう。
購入後の保証は充実しているか
新車に比べると中古車はトラブルが起きるリスクが高いため、購入後の保証が充実しているかに注意が必要です。中古車も購入後の保証がついていることが一般的になっていますが、販売店によって内容はさまざまです。
保証期間は6か月以上、できれば1年の保証があるものを選びましょう。点検パックやロードサービスを提供している販売店もあります。年式が新しい車は、新車のメーカー保証期間の残りがあれば継承できるので手続きを行いましょう。
中古車選びで後悔しないためには、車の状態をできる限り自分でチェックすることが大切ですが、表に出ない部分まで素人が見抜くのは難しいです。よくわからないこと、疑問に思ったことは、遠慮なく販売店に質問しましょう。当サイトでは、保証・サポートが充実し、スタッフの対応もよい自社ローン中古車販売店を紹介しています。自社ローンを完済するまで販売店とは長い付き合いになります。信頼できる販売店で、安心・満足の一台を手に入れましょう。